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こんにちは。デジ部の橋本です。
先々週、テレビで「崖の上のポニョ」が放映されましたね。
一度は観た方が多いかと思います。まぁ、私の隣の席には常にポニョがいますが。
そこで、こうだったらいいなぁ、宗介とポニョ…です。
この映画は今までの作品と違って悪役が1人としていないんです。
気付きました?
誰もがやさしくて思いやっていてあったかいんです。
宮崎監督はこれが作りたかったんだなぁと、映画を見返す度に心がほっこりします。
そして何よりジブリの手描きのこだわり、宮崎監督の脳内イメージ。
それをきちんと吐き出せる凄さ。
悔しくて悔しくて…なぜ私にはできないのだろう。
でも負けてられないから…と奮い立たせてくれる存在でもあります。
だから私はあれこれ想像します。妄想します。
そして足りない言葉、苦手な感情表現の代わりに描きます。
例えるなら、タバコ吸う人(タバコ苦手ですが…)が「一服してきます」と同じで「ラクガキしてきます」くらい日常的なこと。
休日に一日中パソコンに向かって色塗りしてるなんてざらにあります。
引きこもりですが、何か?
一番怖いのは白い紙を前にして何も描けないこと。
歳をとる度に想像力が無くなっていくような気がします。
それは現実を見ているからでしょうか?
小さいころ、溢れるほど思い描いていた世界はもう描けず、今は枯渇してしまいそうなその力を無くならないようにとせっせと蓄える日々なのです。
何にせよ、夏公開の「借りぐらしのアリエッティ」…楽しみです。