こんにちは!東京1年目の金森です。

今回、自分CMの制作秘話を語るということで、
最初に話を聞いた時から遡っていきたいと思います。

 

「自分CMを作ってもらいます」と言われた時の感情は、
「やばい、終わった…」でした。

 

私自身、映像の知識が本当に足りなくて…
見るのは好きでも、作るのは苦手で、、、
学生時代に作ったこともありますが、
満足できるものができた試しがありませんでした。笑

 

同期には映像に詳しい子もたくさんいますし、
自分らしさを表現するにはどうしたらいいか、
その日から暇さえあれば自分CMについて考えていました。

 

最初は、自分で撮影したもので挑戦しようと思いました。
それが普通なのかなと思ったので…笑

 

でも、先輩や同期に話を聞いていく中で
完全にアリ物で作ってもいいかもしれないと思いました。

 

そこから、怒涛のリファレンス作業開始!となり、
たくさんの映像を見ました。
最初のテーマは「脳内会議」だったので、
会議シーンがある映像をたくさん見ました。
そこで出会ったのが、「ボス・ベイビー」です。

 

可愛い、面白い、これにしよう!とすぐ使用する作品を決めました。

 

そこから、会議シーンで一旦映像を作り、他にも使える映像がないか探し、
また編集して映像を作り…と、最終的に4つくらいの映像ができました。
(途中でやーめたと思った映像もありますが…笑)

 

今回の映像で意識した点は以下の4つです。

・30秒間飽きさせないこと
・ナレーションとの調和性
・自分という人間を知ってもらうこと
・視聴者と同じ感情を持つこと

 

そのために、最初に問いかけの部分を作りました

ここで、視聴者とCMが同じ感情から始まればより内容が伝わると思ったからです。

 

その後は、説明のターンに入ります。
この問いかけ部分と説明部分が同じ世界線にあると思われると混乱するかなと思い、
ロゴを入れました。

このロゴは「ボス・ベイビー」を参考に、自分と友人で作成しました。
「O」と「A」の部分のイラストになっている部分は、友人に描いてもらいました。
他の部分は、自分でIllustratorを用いて作りました。
色も、友人に私のイメージカラーを聞いてこの色にしました。

 

その後の映像は、説明に合うような映像を探して、
その尺に合うようにナレーションを考えました。
特にお気に入りは、最後の「典型的な体育会系といえる」です。

自分の印象的に、元気ハツラツ!というタイプでもないので、
おとなしく見られがちなのですが、実際は長年スポーツをやっていた
脳筋タイプなのでそこが伝わればいいなと思いました。

 

映像とナレーションの調和性の観点でいえば、
「ザ・切り替え上手」のカットが好きです。

こんなにピッタリで、チャーミングな映像があるかと感動しました。

 

「あとは自分たちの目で確かめてくれ」のカットは、
絶対に入れたい部分でした。

このCMだけで全てが伝わるとは思ってないからです。
直接関わってもらえた方が、絶対に自分を知ってもらえるので、
アピールも兼ねてこのカットを入れました。

 

「制作業務吸収中」のカットは、初め入れるつもりではありませんでした。

映像が間延びした印象を持ったので、
一度このカットを入れてメリハリをつけました。
このイラストも、ロゴのイラストを描いてもらった友人に頼み描いてもらいました。
色味も、友人に相談し決定しました。
今回のCMは本当にクオリティの部分で友人の助けをたくさん借りました。

 

ここまでの映像でたくさん出てくる「ナモちゃん」という単語の
種明かしを最後にしようと思いました。
なんとなくはわかると思います。あだ名なのかなって笑

ただ、このあだ名を聞いた人に最初に聞かれることは、
「なんで『なも』なの?」なのでそこの説明を入れました。
この映像を見て、私のことを「なも」って
呼んでくださる方も増えて嬉しく思っています。

 

最後にナレーションについてお話しします。
このナレーションは全て兄に入れてもらいました。
声優の事務所に所属している兄に、
たくさんディレクションをして完成まで持って行きました。
全て合わせて50テイクはしていると思います。
兄弟だからこそ遠慮なくディレクションできたので、
この環境があったことが本当に1番の幸運でした。

 

ちなみに音楽は、実際のボス・ベイビー予告編で使われているものです!
やっぱり、本家が1番でした!笑

 

改めて文字に起こしてみると、
自分でも思っている以上にこだわりが詰まっているなと思います。
そんな映像で1位を取れてとても嬉しかったです。

 

今後も先輩の仕事ぶりを拝見して、たくさん吸収して、成長していきます!
なもちゃんがビッグになっていくところを楽しみにしていてください。
改めて、よろしくお願いいたします!!