株式会社ダンスノットアクトは、
平成30年2月執行役員として 清野敏弘 が就任したことをお知らせ致します。
清野敏弘コメント
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広州のムシムシする暑い中、一人の男が私に声をかけてきた。
あまり面識のない関係でもあったのだが、彼はおもむろに口を開き私にこう言い放った。「一緒に働いてもらえませんか?」私は一瞬言葉を失った。

中国の仕事の魅力は一言では語れない。ただこのダイナミックで熱い市場をターゲットにする気持ちは同じだったと思う。時を同じくしてその時在籍していた会社から職場の異動の話が舞い込んできた。中国事業から足を洗い、国内の新しい事業で働けないか?という相談だった。正直緩く今の会社で働くことと中国の事業を続けられる選択に正直迷った。

少し経って東京で打ち合わせの最中、携帯電話が鳴った。
「もしもし、清野さん!福田です。」いつもながら人懐こい明るい声が受話器を通じで聞こえてきた。広州で声を掛けられてから僅かな間に東京の社長から連絡をもらい正直うれしかった。それにしてもなんというレスポンスだ。

少し経って、微信で上海に戻った相馬さんに連絡をした。
求められる時こそ迷ってはチャンスを逃すと思うし、振り返れば32年間同じ職業を続けられてきたのも、周りの後押しがあっての自分だという気持ちが迷いを消した。
「基本お世話になることでお願いします」幾つかの会社での経験を活かすためついにここにたどり着いたようなきがする。

東京と中国を結び、各々のシナジーができるように趣味のマラソンのように長いレンジで意気揚々と走っていきたいと思う。人と人の繋がりを大事にしながら、新しい仲間とのタッチポイントを増やせるよう初心に帰ってダンスノットアクトしていきたいと思う。