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こんにちは、はじめまして
制作部のとがしです。
「一生に一度は富士登山」
昔の人はよく言ったもんで
と、いうわけで友人3名で富士登山に行ってきました。
8月の終わりに、ですが。。。
よく聞く登山スケジュールは、日中に登り始めて8合目の山小屋で1泊、
未明に頂上を目指して御来光を拝む。というものだと思いますが。
同行者のスケジュールの関係で僕たちの登山開始は23時。
そう、徹夜登山を余儀なくされたのです。
5合目から登り始めて6合目までは鼻歌混じりで登っていたのですが、
7合目過ぎた辺りから状況は一変します。
それもそのはずです、5合目でも既に標高2200m、7合目に至っては2700mあるのですから。
それに加えて傾斜もきついので、10歩あるけば息が切れる。
少し進んでは休む、の繰り返しをただひたすら続けます。
途中何度も
「なんで富士山なんか登ってるんだ?」
という元も子もない自問自答をしつつ、気付けば本八合目(3360m)、
頂上も見えてきて、周りも少しずつ明るくなってきました。
頂上付近になると登山道は大渋滞していて、かなりのスローペースで登る事を
強いられるので、たまに振り返って景色を楽しむ余裕も出てきました。
結局その大渋滞と、雲がちょうど太陽にかかっていたので御来光は拝めませんでしたが、今まで見た事もないような景色を堪能して無事頂上に到着したのは朝6時を過ぎた頃でした。
夜通し7時間登り続けたということですね。。。
頂上も人でいっぱいだったので休憩もそこそこに下山することに。
これがまた延々砂利道で本当につらかったです。
5合目についた頃には
「一生に一度でいいです富士登山」という心境でした。
でも日本で一番高いところに行けたという達成感は何ものにも変えられな。。。
と思っていたのですが、
後日よくよく調べてみると富士山の頂上(本当に一番高いところ)は
10合目から火口を1時間くらいかけてぐるっと周り(お鉢まわりというそうです)
馬の背と呼ばれる坂を上がったところにある剣が峰というところだったのです。
そんなことも知らず頂上に行った気になってとっとと下山してしまったことが
本当に悔やまれます。
周りにも
「やりなおしだな」とか
「テイク2いってこい」だとか言われているので、
来年か再来年に再チャレンジするか悩んでいます。
最後に富士登山に関する江戸時代からの言葉で締めようと思います。
「富士山に登らない馬鹿、二度登る馬鹿」
う~ん