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こんにちは! デジ部 梅脇です。
みなさん 想像・妄想・空想はお好きですか?
わたしは大好きです。
どんな時でも、ふわっと妄想世界へ・・・という妄想族の一人です。
そんな、妄想族の方におすすめの本をご紹介させていただきます。
『どこかにいってしまったものたち』
 クラフト・エヴィング商會(しょうかい) 著
「梅脇さん、この本好きでしょ?」と、
中学卒業の時、担任の先生にいただいた本です。
先生の机にあったこの本を、いつもこっそり見ていたのがバレてたみたいです。
この本は、ざっくりまとめると「クラフト・エヴィング商會」という
架空の雑貨店(創業100年)が取り扱っている商品を紹介するという内容です。
▼少し細かく説明しますと・・・
「クラフト・エヴィング商會」は様々な「不思議の品」を扱っている。
     ↓
創業100年という長い歴史の中で、商品自体を紛失してしまい、
現代ではもうその形状や効果が確認できない、
つまり「どこかにいってしまった」商品がある。
     ↓
「どこかにいってしまった」商品は、本体はないけれど、
パッケージや解説書、宣伝チラシなどの、付属品や備品の一部が残っている。
     ↓
その付属品や備品の一部から、本体の「不思議の品」について想像してみよう!
という内容です。
どの「不思議の品」も、ちょっと古めかしくて懐かしくて、とってもユニーク。
そして一番素敵なのは、どれも結局「がらくた」であることです。
便利グッズじゃないし、無くても別に困ることもなくて、まあ、無くてもいい。
けど、もし、あったら面白い!!
この「もしも」の感覚が、妄想族にはたまらない一冊です。
妄想族でなくても、手の込んだ想像品の数々(一つ一つ手作り!)を眺めるだけで楽
しめると思います。
必要なもので溢れた現実に疲れたら、ぜひ読んでみて下さい。