2010_0804_ll_mainImage.jpg
夏もインドア派♪ デジ部 橋本です。
早いもので8月!
外と室内の温度差に負けそうになる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
最近の私はというと、本をやたら買ってしまいます。
「本>オシャレ」という残念な不等式が成り立っていますが…(汗)
しかしステキな洋書をゲットしました!
それがこの画像の本です。
現在も刊行中の雑誌「ハーパース・バザー」の19世紀後半の30年間のファッションをまとめたもので、日々の服装や夜会服、靴、扇、髪飾り…。
もうため息ものです。
服飾だけでなく、どのようなシーンで着るかといった背景も描かれているので、眺めているだけで気持ちがその時代にトリップしてしまいます。
いろんな本を手に取る度、一度でいいからこの時代に生きたかったなぁ…と思うことがあるのですが、そんなことないですか?
私はよくあります。
キツいコルセットに文句を言いながら社交界デビューをし、時には森へハンティングに興じて…と、まぁ貴族だった場合ですけど、田舎であくせく働く少しだけ気立てのいい娘さんってのがオチかもしれません。
日本であれば、時は激動の時代。歴史に名を連ねた人たちを横目に、茶屋でおいしいお茶とお団子をほおばる町娘がいいとこでしょうか。
と若干、引かれそうなことを書きましたが、私の好きな役者さんである市村正親さんが以前TVでこんなことを言っていました。
「一度しかない人生だから、いろんな人生を生きたい」
と。ああ、この人は根っからの役者なんだ。そしてこの人の歩いてきた時がそう言わせていると。羨望の眼差しとともに今を生きている彼の姿を見た気がしました。
自分の年齢を振り返った時、また今度、またいつか、と後回しにしてきたことをいい加減こなさなければなぁと、とても焦ります。どう足掻いても過去へも未来へも行けないのだから、今に立ち向かわないといけないのです。
そう、頭で描くだけではダメ。
この夏、後回しにしてきた新しいチャレンジに挑戦したいと思います。