09_12_10_lljpg_mainImage.jpg
このご時世、こんな発言してしまったらもはや “KY”。
そんな空気が流れていると感じませんか?
あ、申し遅れました。企画演出部の伊藤です。
観て当然というのを前提として「『This is it』観た?」という会話。
・ ・・どうにもこうにもむずがゆいのです。
この映画の興行収入は、英国に続いて日本が世界第2位とありましたが耳を疑いました。
ある日、突然日本国民がマイケルファン化した。
いや、もうずっと前からマイケルファンだった、という状況に戸惑いを隠せないのです。
私は”King of POP”をスキでもキライでもない。
彼の音楽はスキですが、精神性はスキでありません。
マイケルは黒人のヒーローだった。黒人に夢と希望を与えた。
しかし、マイケルは白人になりたかったと思ったし、そうした。
私はマイケルには黒人としてのアイデンティティを持っていてほしかったのです。
あれだけの才能を以てしてもアイデンティティが揺らぐのですから、
もう私はどうしたらよいのでしょう。
奇しくも今ちょうどFMでマイケルの曲が流れています。
そして今、思ってしまいました。
わたし、マイケルちょースキっす。
すみません、舌の根も乾かぬうちに改めますが無条件にスキです!
ディスイズ、マイコーマジック!
ザッツ、ジャパニーズ!
日本でロングラン決定した『This is it』!
見逃していたので今度こそはと、鼻息荒くスタンバっている私は
アイデンティティのカケラすら持ち合わせてない?!
だれか私と一緒にマイケルTシャツを着て劇場に行きませんか。