05NEWSMENU2009年

  • No.44:てづくりのススメ

    メリークリスマス!…イブ!
    家元CG部大塚です。
    よく考えてみればクリスマスが終わればすぐお正月。
    その後も節分、バレンタインデー、ホワイトデーと冬はイベントが目白押しですね。
    個人的にはなぜか友達の結婚式がこの1、2ヶ月でみっつも続き、寿ビデオなど
    仕事以外の仕事が入り、師走はずいぶん前から訪れている気がします。
    先日、その中のひとりの友達のためにウェルカムボードを制作しました。
    ちょうどそのとき長谷川洋子さんというコラージュイラストレーターさんの作品を
    見ていたため、思いつきと勢いでコラージュものに挑戦してみました。
    …それが、とってもとっても楽しいのですよ。
    コラージュの一番楽しいところは切ったり貼ったりしていく中で常に新しい発見があるところ!
    素材の組み合わせ次第で想像してたのとまったく違う色やモチーフができてしまったりして飽きないです。ついつい夢中になります。
    仕事でずっとパソコンばかり扱う反動からか、久しぶりの100パーセントアナログ作業に熱中してしまったところもあるかもしれません。
    どこか手作り感が残ったものに、なぜ人は反応してしまうのでしょうね。
    映像でも、コマ撮りやクレイアニメ、切り絵やパペットアニメーションなど、
    多くの人に支持され、愛される作品が今でもたくさん生み出されています。
    フルCGといったって手がかかってないというわけではないのに(むしろ時間も手間も上記以上にかかる場合もあるでしょう)、やはりあたたかみや素朴さ、親しみやすさといった面では永遠に勝てないからでしょうか。
    最近ではCGの技術をフルに使っていかに手作りっぽさを出すかを極めている作品も増えています。崖の上のポニョで宮崎監督がこだわったところもそこですよね。
    いくらパソコン上の技術で、できることも求められるものもどんどん大きくなったとしても、実際に手で描いたり作ったりするものへの需要は永遠に無くならず、むしろ増えていくばかりなのでしょう。
    ウェルカムボードはとっても喜んでもらえました。よかったよかった。
    よかったついでに皆さんもぜひ年賀状などなどで挑戦してみてください。
    作りかたや材料は人それぞれですが、私は下絵のデザインを布地に描き、パーツごとに型を作り、レースやビーズや刺繍糸、布に折り紙にボタンなどで形作っていきました。
    プロのコラージュアーティスト、イラストレーターの方なんかは海外の切符や切手、ビーズもアンティークものを使ったりこだわってる方も多いですが、百均でそろえても十分かわいいものが作れますよ。
    失敗も味です!
    さて、ムービーは別の友達の結婚式に渡したおめでとうカードの素材をスキャンして、
    ちょこっと動かしたものです。
    小さくて見えないかもしれませんがビーズやレースやフェルトなどを使っています。
    少しでもクリスマス気分を味わって頂けたら幸いです。
    なにはともあれ今日という日を恋人と過ごすうらやましい方も、家族と過ごす方も、
    はたまた仕事でつぶれてしまう方もおひとりさまも、みなさんにとって素敵な聖夜となりますように。

  • No.43:売れても占い商店街

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    大阪オフィス 衣笠です。
    師走です。忘年会のシーズンです。
    皆さん、お酒の飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょうねっ^^)!
    さて忘年会と言えば、「占い」は付きものじゃ、ありませんか?
    (ないですか?はい。確かにないかもです。)
    そこで、DNA大阪オフィスのまさに目と鼻の先の福島聖天通商店街、
    通称「売れても占い商店街」
    今超話題の「占い」スポットを紹介させて下さい。
    このいかしたネーミングの商店街はかつて、大阪の4大商店街と称され、
    “北の心斎橋(!)”とも言われていたそうです。
    毎月第4金曜は「売れて売れても占いデー」として、通り沿いに20〜30名の占い師が
    ズラリと並ぶんです。
    「麻布十番祭り」にゃ、ほど遠いですが…結構壮観なものです。
    姓名判断、風水、細○数子や江原○之などなど、胡散臭いものから
    そうでないものに至るまで僕はかなりの占い好きなんですが、
    いざ占ってもらうと自分から身の上をガンガンしゃべってしまうクチで、
    占いにならずに何だか人生相談になっちゃうんですよね。
    ダメだ。
    話を戻しまして、
    この商店街の良いところの一つは、
    普通の飲食店(たこ焼き屋の店内だったり)など
    めちゃくちゃアットホームな状況で
    一見普通のおばちゃんに、占いをしてもらえる事なんです。
    (勿論、占い専門館もありますよ。)
    手相、人相など占い師の極意を習得できる”占い大楽(だいがく)”に
    体験入学もできたりするそうなんですよ。
    ちょっと一杯ついでに気軽に占いを楽しむと。
    忘年会・新年会は、福島が熱い、って事ですね〜^^)。
    オフィスからほんの少し足を伸ばすだけで、占い師が集まるユニークな商店街があり、
    昔ながらの下町の賑わいを楽しめ、笑いと人情を交えた大阪らしい体験ができる。
    ぅん〜!福島にオフィスがあって良かったぁ〜(織田裕二風 ふるいか。)
    詳しくは、
    けっきょく、Webへ。
    http://www.uretemouranai.com/

  • No.42:マイケルジャクソン、嫌いです。

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    このご時世、こんな発言してしまったらもはや “KY”。
    そんな空気が流れていると感じませんか?
    あ、申し遅れました。企画演出部の伊藤です。
    観て当然というのを前提として「『This is it』観た?」という会話。
    ・ ・・どうにもこうにもむずがゆいのです。
    この映画の興行収入は、英国に続いて日本が世界第2位とありましたが耳を疑いました。
    ある日、突然日本国民がマイケルファン化した。
    いや、もうずっと前からマイケルファンだった、という状況に戸惑いを隠せないのです。
    私は”King of POP”をスキでもキライでもない。
    彼の音楽はスキですが、精神性はスキでありません。
    マイケルは黒人のヒーローだった。黒人に夢と希望を与えた。
    しかし、マイケルは白人になりたかったと思ったし、そうした。
    私はマイケルには黒人としてのアイデンティティを持っていてほしかったのです。
    あれだけの才能を以てしてもアイデンティティが揺らぐのですから、
    もう私はどうしたらよいのでしょう。
    奇しくも今ちょうどFMでマイケルの曲が流れています。
    そして今、思ってしまいました。
    わたし、マイケルちょースキっす。
    すみません、舌の根も乾かぬうちに改めますが無条件にスキです!
    ディスイズ、マイコーマジック!
    ザッツ、ジャパニーズ!
    日本でロングラン決定した『This is it』!
    見逃していたので今度こそはと、鼻息荒くスタンバっている私は
    アイデンティティのカケラすら持ち合わせてない?!
    だれか私と一緒にマイケルTシャツを着て劇場に行きませんか。

  • No.41:紅葉風景

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    こんにちは。
    制作部 川添です。
    3連休を利用して京都に行ってきました。
    観光シーズン真っただ中の嵐山は、駅を降りたところから桂川に向
    けて途切れることなく人の波で、ゆっくり紅葉をみるどころではあ
    りませんでした。
    でも冷えた空気のなか風景を見ながら歩くのは気持ちいいですよね。
    時間の流れがとてもゆっくりと感じます。
    綺麗なものや面白いものや言葉では表せられない絶妙な雰囲気、
    そ ういう空気をそのまままるごと映像に出来ればいいのになといつも
    思います。
    それをいざ形にしようとするとなかなか難しいですよね。

  • No.40:Wordのチカラ

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    デジ部 境です。
    唇のひび割れがひどい季節になりました。
    社内でもインフルエンザの方がちらほら…。
    気をつけたいですね。
    先日、ある舞台を観にいってきました。
    いわゆる舞台というのとは少々異なっており、小芝居、歌、踊り、etc…
    短い演目が30本近く立て続けに繰り広げられるものです。(大半が笑えるもの)
    劇団というよりもパフォーマンス集団といった感じです。
    去年の夏に初めて観て以来、今回が2度目になります。
    前回の衝撃(特に葱での殴り合い)が忘れられず、しかも演目も新作!
    これは行かねば、ということで再び下北沢へ向かうこととなりました。
    そこで注目してしまうのが、出てくるWord(セリフ)です。
    『絶対的寒波』『おれおれスギ』『一畳タタミ』『にらみちゃん』…
    こう書くとほとんどが意味のないものだったりするのですが、
    そのセレクトが絶妙に心をついてくるもの達ばかり。
    この時代、この空気に、このWord。
    予想できないものが次々に出てきて感心しっぱなしです。
    いきなり個人的な紹介文のようになってしまいましたが、
    昨日偶々あるプレゼン作業をしていた時に、
    決め手となるコピーがなかなか決まらず、言葉って難しいものだなぁ
    などと考えていた時にふと思い出した話でした。
    興味のある方は一度試してみてください。
    http://www.tetsuwari.com/top
    『鉄割アルバトロスケット』という人たちです

  • No.39:ロケ前日

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    おはようございます。
    制作部 森本です。
    只今、ロケ前日真っただ中。
    ロケ前日は何かと不安でいっぱいであります。
    いくら用意しても、いくらチェックしても、
    ロケ前日は何かと不安でいっぱいであります。
    その不安は、
    経験値の低さからきているのか、
    ただ単に自分が心配性なだけか、
    さあどうなんでしょうか。
    ロケ前日はいつも拭いきれない不安と戦っているのであります。
    そして不安との決着を無理矢理つけて、戦いの現場へと向かうのです。
    まあ現場行けばいったで、
    そんな前日のことはふっとんでしまうんですけどね。
    様々なスタッフさんにささえられて、
    助言頂いて、
    時にやさしい言葉をかけて頂いて、
    それでも不安な訳は、
    やはり自分がまだまだ未熟であるから。
    ということにしておきます。
    キリがありませんので。
    人と不安は死ぬまで二人三脚。
    つまずかないようにいかなくては。
    …?
    こんなブログでいいのか?
    いいんですが??
    だれか、だれか教えて下さい!!(不安)

  • No.38:一見不幸を一転幸福に!

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    アルティナの伊藤正典です。
    和歌山県で臨床心理士をしている古い友人が、昨年末に本を出版したので、
    ちょっと紹介させてください。
    自分で扱った代表的な臨床事例を紹介した専門書ということになるんでしょうが、
    難解な解説はぜんぶ飛ばし、「洗浄強迫の恵子」とか「非行事例エリカ」とか
    「下着窃盗の中学2年生祐太」とかのケーススタディだけを読んでいてもカウンセリングの方法や効果をよく理解することができます。
    ①反抗的な相手の心を開き、
    ②問題行動につながっている重要な要素をあぶり出し、
    ③治すために努力する意志を持たせ、
    ④具体的な方法を導き出して
    ⑤実行をフォローするプロセスはなかなか臨場感があります。
    彼は昨年の夏、まだ原稿を書いている時に、
    本のタイトルを「一見不幸を一転幸福に!」にしたいと言っていました。
    出版社の意向でそれは実現しませんでしたが、この言葉には臨床家としての彼の精神がよく表わされています。
    降りかかってしまった「一見不幸」を、使える限りのリソースを駆使して「幸福」に転じさせたいというのが彼の信念です。
    家族や友人、あるいは自分自身が心と行動のバランスを見失ってしまった時は、
    臨床心理士に相談してみてください。
    いろいろな技や資源を活用し、暗闇から脱出へと導いてくれるでしょう。
    大きな病院の診療内科へ行けば臨床心理士に出会うことができます。
    機会があれば、紀伊国屋など大型書店の児童心理学とか子ども相談の専門書コーナーで
    パラパラと立ち読みしてみてください。短いケースなら2、3分で読めますよ。
     著書名:「子ども相談・資源活用のワザ」(2008年12月 金剛出版)
     著者 :衣斐哲臣(いび てつおみ)
         岐阜県安八郡安八町出身。
         高校球児の頃、地元の新聞に「小さな大投手」と紹介されたのが自慢。
         現在も心理判定係長、相談係長、虐待対応専門員として現場での対応を
         続ける傍ら、大学、学会やシンポジウムでの講演活動を行っている。

  • No.37:共通点

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    家元の佐藤です。
    先日、広島の友人が東京に引っ越してきたので、手伝いに行ってきました。
    引っ越してきたばかりの部屋は当たり前ですが何もなく、殺風景でおよそ生活が感じられないものでした。
    が、不思議なことに、カーテンを付けたり棚を置いたりしただけで、
    「こういう人が住んでいる」ことを感じさせてくれる生活空間になっていくのです。
    いわば友人の顔が見える部屋になった、というか。
    その変化を見た時、映像を作ることも同じだなと思いました。
    ひとつの画をつくる時に、いくつもの大道具・小道具や照明などを組み合わせて、
    「こういう人」を感じさせる。
    また、それをさらに編集で重層的に組み上げることで、「こういう人」をより複雑な人間として表現することができる。
    それが映像づくりの面白さなのかな、とやっと最近感じることができるようになりました。
    引っ越しは、買ってきたブラインドカーテン、カラーボックスを組み立てたりと、意外と力仕事で大変でしたが、友達の笑顔も見ることができたし、そんな発見もあって有意義な一日でした。

  • No.36:オバマT-SHIRT

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    佐野Pです。
    いよいよ民主党政権が発足しましたね。
    アメリカでも、昨年より民主党のオバマ大統領が誕生しています。
    実は、そのアメリカ大統領選挙の時、僕はロケでロサンゼルスに行っていました!
    そう、2008年11月4日のことでした。
    街全体が選挙で盛り上がっている瞬間を感じられた、超貴重な経験でした。
    ツイてましたよ。
    写真は、露天で買ったオバマT-SHIRTです。
    撮影スタッフの何人かが素敵に着こなしていたので、探して真似して買いました。
    たったの$15でした。
    さらに値切ろうと、露店のオヤジ相手に粘りましたが、
    拙い英語のせいか、1セントすら無理でした。。。
    スワロフスキーの鳩山T-SHIRTが、もし日本で販売したとしたら、、、。
    フィーバーするでしょうか。
    とにかく、民主党にはチェンジに期待します。
    もちろん、僕たちDNAも!

  • No.35:未完成

    こんにちは。
    制作部の田中です。
    最近僕の周りでは会社以外でもおめでたいニュースを耳にします。
    僕の兄は今年5月末に結婚。
    2ヶ月後に妊娠2ヶ月と発表。
    田舎は何かと早いものです。
    結婚の次のステージ。
    出産。
    僕はこんな図体ではありますが、
    子供と遊んで学ぶことを愛してやみません。
    いや、変な意味じゃなく。
    夏休みになれば、東京の街を離れ、
    仲間と一緒に園児たちとキャンプや富士登山に行くことで
    元気を養うのです。
    ウォルトディズニーはある時こう言いました。
    「人間にイマジネーションがある限り、
     ディズニーランドは未完成のままである」
    子供は未完成だからこそ、その生命力は想像以上に大きく、
    想像力は思いもよらないほど豊かなのです。
    2年前に1泊2日のキャンプへ出かけたとき、
    ちょっと金髪なヤンチャ坊主がいました、5歳児にして。
    そんな彼を見ていて一番気になったこと、
    それは食事に対する行儀の悪さでした。
    とにかくご飯粒をこぼすし、口の周りはご飯やらおかずやら・・・
    まぁそれはどこにでもいそうな男の子と言えば男の子ですが。
    ただ彼は1泊2日の短い時間の中でそれを克服しました。
    自分で食事を作り、
    いつもとは違う仲間との新しい共同生活の中で、
    食べ物のありがたみを得たのです。
    いつもよりおいしそうにご飯を平らげる彼の顔が印象的でした。
    それはすごく当たり前のようなこと。
    そして人として、大きな成長でした。
    そういえばCM業界なんて新鮮なことだらけでは??
    毎日が成長の過程。未完成の日々。
    勢いが強すぎて負けそうですが。
    子供に伝え、子供に学ぶ。
    子供を授かったみなさん、
    どうか彼らにすてきな未来を。

  • No.34:MIXED MEDIA

    CG部 海野です。
    僕がこの業界に入って一番驚いたのは、仕事があまりにも細分化されて
    いることでした。
    誰もがそれぞれの分野の専門家にしかなれない、そんな雁字搦めの世界に感じました。
    ところが最近、(津本さんの文面にもあるように)活動の幅を広げて
    活躍される方が増えてきました。
    それは、これまでとは違う新しいメディアや、
    表現手法の登場を予感させるものであると、僕は思っています。
    CMでもなく紙媒体でもなくWebでもない、誰も考えつかなかった
    新しい広告が今もどこかで生まれているのかなと思うと、わくわくそわそわします。
    そんな僕が学生時代に作った空中水族館です。疲れた時にでもご覧下さい。
    東京工芸大学芸術学部卒業制作展2007メディアアート表現学科賞
    ヨコハマEIZONE2007招待作品
    http://www.apple.com/jp/articles/report/yokohama/

  • No.33:夜長月

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    制作部荒浪です。
    早いもので9月ももう終わりなんですね。
    夏を満喫する前に、気づくともう秋なんですね。。。
    秋といえばみなさん何を思い浮かべますか?
    スポーツに読書、食欲、芸術・・・今年はシルバーウィークなんていうのもあって、行楽の秋というのもありますね。
    なんだか楽しいことばかりが頭の中に浮かんできますが、わたしにとって、秋は花粉症の季節でもあります。
    たいていの方は、花粉症といえば春を連想することでしょう。中には春以外に花粉症にかかる人がいることを知らない方もいるかもしれません。
    が、しかし。いるんです。
    秋も花粉症の季節なんです。
    春と同じく、なんの苦行なんだぁ〜と怒りたくなるような日々がくるのです。
    夏の終わりからちょっぴりきました。イネ花粉。
    稲の穂が花を咲かせる時期は、残暑の辛さも併さって、全身がだるーくなります。
    くしゃみが止まりません。目がかゆくて、白目に水泡みたいのができます。。。
    その他にもイネ科花粉の症状としては、吐き気・めまい、低血圧、意識喪失、呼吸困難、胸痛、じんましん、全身のむくみ・全身が赤くはれあがるなどの強い症状−アナフィラキシーショック、なんてのもあるそうです。
    恐ろしいですね。
    ロケで牧場に行く時には、周りはすべて牧草(イネ科を多く含む)なので、本当に死ぬ思いです。
    季節の変わり目に花粉が多く飛ぶので、この時期、鼻風邪かなっと思っている方は、もしかしたら花粉症かもしれませんね。
    まぁでも、杉や檜などの樹木花粉よりは飛散数も少なくて、飛ぶ距離も短いので、都会は農地もなければ雑草もほとんど生えていないから一安心です。
    ただ、ここ最近、駅前の花屋にすすきがたくさん並んでいます。
    今年の中秋の名月は10月3日。
    昔から秋のちょうど真ん中、旧暦の8月15日に、澄んだ夜空に浮かぶお月様を、秋の実りに感謝し、すすきを月の見える所に置き、お団子を食べながらお月見をするんですね。
    風流ですね。
    それが、今年は10月3日。
    それまで、花屋にはすすきが並べられているんでしょうね。
    ツライです。
    私は、お団子だけでお月見します。
    食欲の秋ですからね。

  • No.32:家には、俺の海がある

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    aLTENa 石井です。
    ファインディング二モを見たころから、
    浅場のサンゴ(通称:ミドリイシ)の飼育をはじめました。
     *装飾品になるピンクのサンゴは、深海ものです。
    サンゴを育てる上で気になるのは、水質と水温です。
    そして、僕の気になるキーワード「硝酸塩」と出会いました。
    水槽はろ過をして水をキレイに保ちます。
    アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩とバクテリアが
    有害なものをより無害なものに分解してくれます。
    最後に残るのは、毒性の弱い硝酸塩。
    それでも、サンゴにとっては有害・・・。
    水道水にも硝酸塩濃度の安全基準があるのですから、
    サンゴ以外の生き物にとっても有害です。
    この硝酸塩は水の上にもあります。
    肥料は、科学も有機も分解され、
    野菜や土の中に硝酸塩がたまります。
    牧草→牛→ミルクとこんな受け渡しも起こります。
    しかし、自然にはすごいバクテリアがいました。
    低酸素または無酸素のなかで硝酸塩を
    水素と窒素ににしてくれるすごいやつ。
    ちなみに水槽では、10cmくらい厚く底にひいた砂の中で
    還元をさせるようにします。
    還元されるペースはとてもゆっくり。
    アンモニア→硝酸塩の生産ペースはとても早いので、
    餌を控える、魚は入れ過ぎないなどの管理が必要になります。
    自然は、うまく自然の中で循環するものだと、
    あらためて感心します。
    そういえば、魚が獲れなくなった漁村で植樹を始めた漁師さんがいたそうです。
    最初は皆に馬鹿にされたそうですが、結果魚は戻ってきたとか。
    その土地にはその土地の、
    水槽なら水槽の、
    生態系を守ることは大事なのだと思いました。
    さて、2010年は生物多様性条約第10回締約国会議で
    日本が議長国です。
    ずっと先も変わらぬ地球のため、がんばれ日本!
    ずっと先も、きれいなサンゴ礁が見たいです。

  • No.31:予測不可能

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    こんにちわ、制作部 津本です。
    入社以来、毎年お仕事させてもらってる写真家 若木信吾さんの
    第2回監督作品、映画「トーテム〜Song for home」が、
    10/24から六本木シネマートにて上映します。
    http://www.totem-movie.net/
    魅力的なタイトルです。ポスターも何か面白い。
    期待大です。
    若木さんのように、普段写真家として活動されている方が映画を撮ったり、
    小説家の方がペンをメガホンに持ち替えたりと、
    それぞれのスペシャリストが、また違ったジャンルに活動の幅を広げているのが
    世界的にも風潮です。
    世の中的なニーズがそこにはあるのだとも思いますが、
    テクノロジーの進化によって、かつてはその道のプロにしか扱えなかった
    道具やソフトが、今では容易に手に入れることができ、
    勉強すれば誰でもプロ顔負けのコンテンツを産み出すことが可能な時代です。
    さまざまなメディアに、さまざまなアイデアが注ぎこまれ、
    すでに飽和状態と化しているのではないかと、
    少し弱気な眼差しで時代を俯瞰してしまいます。。
    20世紀的な大衆性は、
    インターネットの普及によるグローバリゼーションの急スピードと、
    昨年からの大不況とがあいまってか、すでに過去のものへとなってしまいました。
    いろんなことがシームレスな時代になっている今、何を目指せばいいのか、
    何に頼ればいいのかが見えにくくなっている様な気がします。
    予測不可能な時代です。
    しかし、流行とは必ず社会の裏に常に潜んでいるもので、
    それを見つけられるかスルーするか、選球力があるかないかだと思います。
    政権が変わったからといって、期待するだけではなく、
    少しはリテラシーを身につけなければと、連立政権合意の記者発表をみて思いました。

  • No.30:憧れの人

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    こんにちは、市岡です。
    先日撮影で山崎さんと御一緒させて頂きました。
    そうです、あの大御所俳優の山崎努さんです。
    僕は山崎さんが大好きです。
    高校時代に、
    片岡義男さん原作の「スローなブギにしてくれ」、
    という映画を見て以来ファンになりました。
    映画は若い男女の日常を淡々と描いたもので、
    残念ながら、
    殺人事件が起きたり、
    宇宙人が現れたり、
    誰かが世界征服するものではありません。
    お涙頂戴ものでもありません。
    ちなみに、
    若い男女役は浅野温子さんと古尾谷雅人さんで、
    浅野さんのヌードシーンもありますので
    ファンの方は是非…!?
    (余談ですが、主題歌は南佳孝さんで、これがまたカッコイイです。)
    山崎さんは、若い男女の生活に何故か絡んでくる年上の男性役で、
    とても嫌味な奴なのですが、
    映画が進むにつれて、
    その不思議な魅力に引き込まれていき、
    圧倒的な存在感を見せつけてくれます。
    その演技は実に素晴らしく、
    高校時代の僕に、
    「大人ってカッコイイなぁ!」と思わせてくれました。
    そんな存在の山崎さんとの仕事ですから、
    当然いつも以上に緊張感をもって撮影したのですが、
    さすが山崎さん、また感銘させられました。
    撮影終了後、スタッフに挨拶をしたと思ったら、
    わざわざスタジオの片隅にいる共演者のもとにいき、
    ねぎらいと感謝の言葉を掛けたのです。
    その共演者とは、
    犬(グレート・デン)のダイナちゃんです。(上の写真)
    体長115cm、体重約70kgの
    内気でとてもチャーミングな女の子です。
    そんな山崎さんのお陰で、とても良い撮影現場になりました。
    ありがとうございました。
    ちなみに山崎さん、
    犬は得意じゃないらしいです…。
    流石です。
    次は真田広之さんと仕事がしたいです。
    誰かチャンスを下さい!
    (と、ちゃっかり営業してますが…。)

  • No.29:神話の国

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    CG部の曽根です。
    夏期休暇中に母の実家の島根県出雲市に行ってきました。
    山に囲まれ、隣の家ともすごく離れているいわゆる田舎です。
    東京に住んでいると高いビルばかりで
    空がせまいなあ、入道雲ここ何年かみてないなあ、と思うことが多々ありますが
    (わたしが背が低いというのもありますが…)
    出雲ではなんの障害物もない空を拝んできました。
    夜はプラネタリウムでみるような星の多さになります。
    圧巻です。
    そんな出雲では、陰暦の10月に国の神様が集まります。
    「神無月」という語源にはいろいろな説がありますが、
    全国の神様が縁結びで有名な出雲大社に集まってお留守になるので
    「神無月」という解釈が広く行われています。
    逆に出雲地方では神々が集まられるので「神在月」になるのだそうです!
    すごい!
    八百万の神々がなぜ出雲大社に集まられるのかというと
    「幽れたる神事」について八百万の神様が会議をするのだそうです。
    「幽れたる神事」とは、目に見えない縁を結ぶ事です。
    縁というのは恋愛だけでなく、友人、仕事や災難というのも含まれています。
    八百万の神々が一同に集まられて目に見えない縁をむすぶ。
    神様の気まぐれでむすんだ縁もあるかと思うとそれはそれでおもしろいなあ、と思いました。
    今後もいろんないい縁を結んでもらえるよう一生懸命頼んでから
    ヤマタノオロチよろしく、島根ワイナリーで試飲しまくってきました。
    これもきっと神様がむすんでくれた縁なので存分に楽しみました。
    とてもいいところなので、一度行ってみてください。
    ただ、出雲大社には恋人と行くと
    運命の人でなければ別れさせられるという噂もあるので
    覚悟して行ってくださいね!

  • No.28:拡張する現実

    2009_0902_ll_mainImage.jpg
    「ファッションは時代遅れを作るために作られる」
    By ココ・シャネル
    制作部 松井です。
    最近、社内のiPhone人口が右肩上がりです。
    周りにはタッチパネルに指を滑らせている人ばかり。
    かくいう僕もその中の一人であったりします。
    メールやデータのチェック、インターネット等小さいパソコンを
    持ち歩いているようなもので、さらには豊富なアプリに舌鼓。
    便利か不便かと問われれば、便利。
    使用していると難点も見えてきますが、それを補うだけの機能性と
    エンターテーメント性を持っているのでしょう。
    iPhoneに変更する人がこれからも増えるのであれば、多少集団の普遍感的な行動ではないかと思ったりもしますが、
    ただ単純に流行傾向が強いだけなのかもしれません。
    流行。最先端。トレンド。ニューウェーブ。
    いつの時代も追いかける人は多々多々。
    そして追いかけられる事物も多々多々。
    あ、あなたも流行ですか。
    こう言うのも何ですが、私は最先端なんですよ。
    いや〜僕なんて、もう少しでニューウェーブなんですけど中々気づいてもらえなくて。
    なんて会話がひっそりとこの時代のどこかで行われていますよ。きっと。
    ヌーベルバーグが台頭したいつかのフランス映画界みたいに。
    時代はいつも新しい波の芽を孕んでいるのです。きっと。
    僕はというと、流行のイノベーター。
    であるはずもなく、良くてアーリーマジョリティー。
    でもきっと、レイトマジョリティーな人間です。
    こんな仕事をしているのに、それでいいのか?と言われてしまうと、
    すみません。としか言えません。
    ただ、そんな僕でも最近気になる事があるのです。
    「セカイカメラ」http://www.youtube.com/watch?v=KgTwSXK_5dg
    話はiPhoneに戻りますが、AR(AugmentedReality)技術を使用した現在開発中のiPhoneアプリです。(何度かお披露目されているみたいですが、まだ配信には至っていないみたいですね。)
    ARは日本語で拡張現実。
    現実世界にコンピュータ技術で情報を付加すること。
    「セカイカメラ」はiPhoneのカメラを通して現実世界に情報を付加したりその情報を閲覧したりするアプリ。
    詳しくは「セカイカメラ」でググってみるといくらでも出て来るので、ここでは割愛しますが、とても興味の惹かれるものです。
    「セカイカメラ」というアプリも魅力的ですが、ARという技術が気になります。
    現実世界にバーチャルな物体を電子情報として合成提示する。
    バーチャルリアリティーという概念が定着して久しいですが、それに対をなす技術のようです。
    今目の前にある物を何かを通してみると、新しい物(情報)が出現する。
    ドキドキします。ワクワクします。
    ドラえもんを見ていた子供時代の心境です。
    少し、っぽい事を書くと、
    きっと広告の世界にも続々とARを生かした広告が生まれるのだと思います。
    今はまだどこかの国でARを使用したWEB広告を見るくらいかもしれませんが。
    きっと。
    と、最近見つけた気になる事について書いてみたのですが、
    ARの技術は数年前から話題になっているようです。
    やっぱり自分は流行に鈍感なのかな…。
    という事で、冒頭のシャネルの言葉があるのです。

  • No.27:ピースな大道芸

    最近、めっきり白髪頭の石王です。
    ところで、子供って風船好きですよね。
    特にひもがついてる風船とか。
    たくさん持って空を飛ぶこととか想像しませんでしたか?
    子供の頃、僕は気球も大きい風船だと思っていました。
    しかも風船って割れる危険を常にはらんでいて、
    そのドキドキ感が、また子供心を引きつけるのかもしれません。
    先日 music.jp さんのCMのお仕事で、
    大道芸人の風船太郎さんに会うために、岐阜へ行ってきました。
    かなり朝早い新幹線に乗って、まずは名古屋まで。
    制作の権ちゃんと。
    そして僕らは名古屋に着くなり駅の地下街にある「中村屋本店」で
    みそ煮込みうどんを食べて腹ごしらえ。
    今まで接客がいまいちだったのに、かなり親切というか
    メニューも増えて営業的でちょっとビックリ。
    でも、うどんは相変わらずおいしかったです。
    それから30分ぐらい電車にのってJR大垣駅到着。
    すると風船太郎さんがすでに迎えにきてくれていました。
    その後、風船太郎道場で風船の入り方などを実際に体験させていただきました。
    かなり肉体的に過酷な芸(ハードゲイ)で、特に首が強く締めつけられるのです。
    最後に風船太郎さんに実演してもらったのですが、まずその肉体にビックリ。
    すごいマッチョで賢也がいたら大騒ぎ。
    後に撮影で上半身裸の風船太郎さんに会うことができて、かなり喜んでいました。
    (しかも風船に入っている賢也君の汗を太郎さんがふいてくれたのです。)
    帰りの車の中で、風船太郎さんから色々と話を聞きました。
    とにかく後20年この芸をやるために、昔90キロ以上あった身体を筋トレして、
    頑張っているそうです。
    夢は還暦で赤いチャンチャンコならぬ赤い風船にはいること。
    そして太郎さんには1歳半のジュニアがいるのですが、
    いつかはは2代目風船太郎を襲名したりするのかな?
    そんな風船太郎さんは、ほぼ毎日、東海圏を中心に幼稚園や保育園をまわっていて、
    まず、それが自分的に一番優先する仕事だとおっしゃっていました。
    それもすごく良心的な値段で。
    風船太郎(人が中に入る芸)以外のバルーンショーもあるので、
    材料費とかを考えると本当に良心的というか破格な値段なんです。
    「やっぱり子供達は風船好きですからね。」
    そんなふうに話す風船太郎さんはすてきだと思いました。
    ピースな大道芸「風船太郎」
    すばらしいです。
    たぶん今年DNA忘年会は「風船ゲイ太郎」が登場します!
    乞うご期待!

  • No.26:ノラ

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    今年は毎年恒例である、麻布十番祭りでの亀すくいを我慢しました、
    もちごめの宮本です。
    みなさんこんにちは。
    突然ですが、私は犬派?猫派?と聞かれたら
    犬派と答えます。
    ペットも、犬と金魚と亀しか飼ったことがありません。
    だって、猫って犬みたいに笑顔でしっぽふんないから可愛くないじゃーん?
    猫って気が向かないとよってこないじゃーん?
    なんて。
    ペットショップに行っても犬のコーナーしか見ないですし、
    名作の『子猫物語』を観た際も、主役のチャトランよりもプー助を応援したものです。
    そんな私でしたが、
    ある日、仕事でノラネコの撮影をしました。
    ノラネコの行きそうな場所を探し歩き、地面を這いつくばって、
    ノラネコ目線でノラネコの気持ちになって撮影をする。
    そんな撮影を、もちごめ二人だけで3週間ぐらい続けました。
    すると、作品が完成するころにはすっかりノラネコの虜になっていました。
    誰にも媚びない。
    でも、お腹がすいたら人間に甘い声で近づいてみる。
    生きる術を知っていて、まるで人間のようです。
    いや、もしかしたら人間より賢いかもしれません。
    人間なんて見透かされているんじゃないかとたまに思います。
    自由奔放で我が道を行く姿、カッコいいですよね。
    彼らの生き様、憧れます・・・。
    しかし、彼らは好きでノラネコをやっているわけではないかもしれない、
    ペットとして飼われていた方が幸せだったかもしれない。
    ペットとして飼われていたのに、捨てられてしまった猫も多くいるのではないでしょうか。
    それでも、「好きでノラやってんじゃねぇよ。」とカッコよく吐き捨てて自由に生きている。
    ・・・そんな気がします。
    時間があると、彼らの写真を撮りに行ったりするのですが、
    あるノラネコが私に話しかけてきました。
    「ニャムニャムニャムニャー」(おはよう。おまえもしっかりしろよ。)と。
    私も、ノラネコのように強くなりたいと思います。
    そんなノラネコへ対する気持ちを、
    9月30日に発売される「麻布十番学園の本」の数ページを頂き、
    麻学の生徒、ジャスミンの物語として書かせて頂きました。
    本の値段は1,050円(税込)です。
    その他のページも面白くて読み応えがあります。
    是非、ご一読を!

  • No.25:街で見かけたMS

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    制作の荒井です。
    MJ(マイケル・ジャクソン)が急逝してはや2ヶ月。
    僕は彼の生き方に興味を持ち、そして改めてその凄さを感じたのです。
    そして自分と照らし合わせてみたのです。
    人は自分をマインドコントロールする事が得意とする生き物です。
    生まれた場所、住む街、働く場所、生活環境、家族、恋人、
    仲間…
    それによって己を、自分でも想像のつかないようなものに変えることができます。
    彼もまた、幼い頃から置かれた環境に順応し、そうしていたのでしょう。
    ただ、人は、誰しもが簡単に、己を完全にコントロールする事ができるのか?
    大抵の人は、それを得意とするだけ。
    見せかけや表面で、自分を変えた事に満足している。
    例えば、男にとっては、地位、収入、名声、プライド・・・
    だけど外見を着飾っただけでは、本物の自分を創る事はできません。
    しかし、そこから本物の自分を創り上げて、生き様を貫いたエンターテイナー。
    それが・・・・・・
    MJ(マイケル・ジャクソン)!!!!!
    さて、周知の通り、僕は昔からMW(ムーンウォーク)を十八番としていましたが、
    何年かぶりに本物(DVDですが)の彼のMWを目の当たりにして、
    また改めて心から、あの感情が込み上げて来たのです。
    ・・・・・・・・
    ・ ・・MS(真似したい)!!!!!!!
    「本物の自分?」・・・そんなのまあいいか。
    カメレオンみたいにがむしゃらに生きていけば。

  • No.24:MID SUMMER 2009

    残暑お見舞い申し上げます。
    aLTENa 浅田です。
    今年も、麻布十番の夏を締めくくる
    麻布十番祭が、21日(金)22日(土)23日(日)と開催されました。
    今年も、国際色豊かな、例年通りの盛り上がりで
    熱ーい夏を、汗ダラダラに、満喫できました。
    そこで、いきなり、『祭』に関する基本的なマメ知識です。
    日本の三大夏祭は 、ウィキペディア(Wikipedia)によると
    ・祇園祭 (京都市、八坂神社)
    ・天神祭 (大阪市、大阪天満宮)
    ・山王祭 (東京都、日枝神社)
    そして、世界三大祭りは、3つに絞り込めず、諸説があるようです。
    ※参考→http://www.nurs.or.jp/~u1/3.html
    ・リオのカーニバル(リオデジャネイロ・ブラジル)
    ・マルディ・グラ(Mardi Gras) (ニューオリンズ・アメリカ)
    ・バレンシアの「火祭り(LAS FALLAS)」 (スペイン)
    ・祇園祭 (京都)
    ・シチリアの「アガタ祭」 (カターニア・イタリア)
    ・スリランカの「ペラヘラ祭」 (キャンディ地区・スリランカ)
    ・「ニースのカーニバル」 (フランス)
    どれも行ってみたい!参加したい!お祭りですが
    特に、リオのカーニバルには、是非是非行ってみたいものです。
    そして、リオと言えば、ブラジル。
    ブラジルと言えば、フットボール。
    フットボールと言えば、ワールドカップ。
    僕の、大好きなフットボールの、4年に一度の
    世界最大のスポーツの祭り
    『2010 FIFAワールドカップ South Africa』が、いよいよ来年に開催されます。
    日本代表も、4大会連続の出場が決定し
    これから、世界の強国との強化試合
    ワールドカップ・グループリーグ予選抽選会などなど
    今から、2010年6月の祭りまで、楽しみがつきません。
    そこで、はたと想うのは・・・2006年ドイツワールドカップの日本代表の悪夢。
    うーん、祭りは、本番までが楽しみで・・・終わると、実に淋しくもあり・・・
    いやいや、人生は、祭りの連続だー!
    いやいや、祭りな、人生で行きましょう!
    “夏祭り したたる汗に かき氷” by シロクマ
    なんだか、行けそうな気がします。

  • No.23:心打たれて

    2008_08_24_ll_mainImage.jpg
    DNA大阪オフィスの藤本です。
    お盆が過ぎ、朝晩はずいぶん肌寒くなってきましたね。
    体調を崩しやすい時期でもあるので、
    気をつけながら、あと少しの夏を楽しみましょ〜。
    最近、私事ながら結婚をいたしました。
    ご祝福頂いた皆さま、この場をかりて御礼申し上げます。
    「ありがとうございます!」
    精進してがんばってまいります。
    さて、ご存知の方も多いかと思いますが、
    僕が感銘を受けたスピーチを紹介させて下さい。
    1992年6月にブラジル、リオで当時12歳の少女
    セヴァン・スズキさんが「環境と開発に関する国連会議(環境サミット)」にて
    話をした伝説のスピーチです。
    http://www.youtube.com/watch?v=C2g473JWAEg
    (6分41秒あります。)
    本当に何度見てもすばらしいスピーチです。感動します。涙がでます。
    彼女のスピーチの中に
    私の世代には、夢があります。
    いつか野生の動物たちの群れや、
    たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
    でも、私の子どもたちの世代は、
    もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
    あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。
    こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、
    私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。
    まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。
    でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。
    あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。
    オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。
    死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
    絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
    そして、今や砂漠となってしまった場所に
    どうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。
    「どうやって直すのかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」
    という話があります。
    涙がでました。
    少なからず環境破壊の当事者だからです。
    結婚をして、子供を授かりたいと思っていながら、
    その子供たちの未来を自分は何も考えていませんでした。
    子供たちが普通に夢をもって、
    元気に過ごせなくなる時が近い将来にまで迫っているのに…
    僕はこのスピーチを見るまで、
    何も自分自身の生活を変えようとせずに過ごしていました。
    反省です。
    出来るだけ心がけて、行動に移さなければと痛感させられました。
    自分1人が行動しても大した事できないし、と思わないで、
    これからの自分達のために、今の子供たちのために、未来の子供たちのために
    すべての生き物のために、地球のために。
    小さなことでも出来る事はたくさんあると思うので、
    実践して行かなければと思います。
    このスピーチを知らない方はもちろんのこと、
    知っている方もいま一度ご覧下さい。
    そして、少しでも多くの方が実践してくれれば、と思います。

  • No.22:虹を見た

    2009_0818_ll_mainImage.jpg
    家元の筒井です。
    写真は家のベランダからの風景です。
    雨上がりに虹を見ました。
    撮影素材でもない、ありネガでもない、合成でもCGでもない
    本物の虹を見たのです。
    普段、室内(編集室)に隠る仕事をしている分、
    最高のリフレッシュになりました。
    2009年8月、穏やかな1日の出来事でした。
    終戦より64年、良くも悪くも平和な日本に感謝。

  • No.21:郷に入ったら

    2009_0817_ll_mainImage.jpg
    制作の岩元です。
    DNAに入って、1年半たちました。
    たまに紹介してもらう時に、[ ]で帰国子女がついてきますが、
    未だに自覚がないです。生粋の、こてこての薩摩人だと思っています。
    が、外国ジンとか、天然とかって言われるのを思うと、きっと気がつかない所で、
    変な行動、言動をしているんだろうな…と思います。
    そして、きっと周りの人は、ぼろぼろ落ちているそんな言動と行動を暖かく拾ってくれているんですよね…
    この場をかりて、ありがとうございます!
    「郷に入ったら郷に従え」という言葉があります…
    When in Roma, do as the Romans do
    それぞれの地域、国での常識とかマナーってあって、隣の国では通用してたのに、
    その隣では非常識な事に変わったりします。
    色々な国に行くとだんだんこんがらがってきます。
    「郷」を点々としていると、そこの「郷」の常識が身について、
    新しい「郷」に入ってもなかなか抜けない事がわかります。
    未だに体に染み付いた、異国生活での癖とかそこでの常識だった事が
    ちょこちょこ出てしまいます。
    そして郷が増えるたびに、それがどんどん増えていっています…
    例えば、
    1)なんとなく梯子の下を通れない。
    2)現実になってほしい話をしている時に、周りに木がないか探してしまう。
    3)ピースを裏にしている人を見ると、もの凄くどきっとする。
    4)黒猫が前を横切りと、不吉なのかラッキーなのか、わからなくなる。
    5)前の人がドアを押さえてないとなんて失礼な人!と思ってしまう。
    他にも沢山あって切りがないので、最近はもう気にしないをモットーにしています。
    最終的には、自分の常識…つまり小さい頃から教えられた事を最低限に持ち続けていればいいのかなと。
    心の中にある「故」郷に従えって事なのかなと。つまりこういう事なのかなと。
    A bird in the hand is worth two in the bush.
    そんな事を書いている内に、昔に読んだ本の事をふっと思い出したました。
    (実はタイトルだけが記憶に残って、実は内容あんまり覚えてないですが…)

  • No.20:タナカノリユキさんのこと

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    DNA(兼aLTENa)のおかだです。
    最近は結婚や出産やプロポーズ(おめでとう!)というほのぼのニュースが多かったので、ちょっと仕事の話をします。
    このHP上にはあまり載っていませんが、タナカノリユキさんはDanceNotAct創立以来のメンバーであり、役員でもあります。
    というか、私がDanceNotActに参加した原因であり理由でもある人です。
    元々はアーティストでありながら、ナイキ「盲目のジャンパー」でCM業界をあっと言わせ、ユニクロの数々の広告でブランドづくりの原動力となり、今はソニーエリクソンや資生堂のクリエイティブ・ディレクターとして八面六臂に活躍中のタナカノリユキさん。
    そんな超多忙なタナカさんと久しぶりに仕事をしました。
    3日くらい、徹夜で企画。
    体力的にはキツいものがありますが、その中で普段話せなかったいろんなことを話せて、改めて「この男はすごいなぁ」と感じることができるのは至福の時間です。
    彼の持つ、本質を掴む力、それを表現できる力、そして何よりも人間力。
    今、クロスメディアなど広告を取り巻く環境が変わってきていますが、やはり人を動かすのはエモーションと論理と人の強靭さなんだと、タナカさんを見ていると分かります。
    ずいぶんと活力をもらった徹夜でした。
    また仕事やりましょうね、タナカさん。
    あと、キャバクラも。

  • No.19:空を見上げて

    CG部 帆足です。
    暑い日が続いています。
    夏バテ防止にはジントニック(*1)が良いそうです。
    今夜は部屋の明かりを消して、ぜひ夜空を見上げてください。
    東京だと北東の空から飛んでくる流れ星が見られるかもしれません。
    これは三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群の流れ星です。
    最も数が多くなる13日午前2時前後(*2)では、
    条件が良ければ1時間に60個くらいの流れ星が現れる事もあります。
    そういえば、”流れ星に3回願い事を唱えると叶う”って言いますよね。
    いつ現れるか判らない流れ星を見た瞬間、すぐに願いを唱えられるくらい、
    常に強い意志を持ち続ければ、いつか必ず実現出来る!って論理らしいです。
    「切に思ふことは必ず遂ぐるなり」(by 道元禅師)
    「求めよ、さらば与えられん」(by キリスト)
    学生時代の倫理で覚えた言葉を思い出しました。
    とりあえず、僕も願い事(*3)を唱えながら流れ星を探してみようと思います。
    (*1)ジンはもともと熱病の特効薬、トニックは暑気払いの飲み物だったとの事。
    (*2)この日に限らず、前後数日間も普段よりかなり流星が増えます。
    (*3)プロポーズ、うまくいきますように。

  • No.18:ハツパパ

    2009_0810_ll_mainImage.jpg
    制作部の中曽根です。
    すっきりしない夏ですが、皆さん楽しんでますか?
    3年ほど前から、古びた借家の軒先で家庭菜園をしています。
    トマト、ナス、キュウリ、サニーレタス、バジル、ニラ、大葉、ブルーベリー…。
    季節によって色々なものを育てています。
    疲れて遅くに帰っても庭でニラを摘み、味噌汁を作って食べると、
    なんとも贅沢な気持ちになれます。
    ロハスや自給率云々という訳ではなく、僕の道楽です。
    海外滞在時、僕の血液は味噌汁とだし汁で出来てるな、と痛感したことがありました。
    その頃から家庭菜園を目論んでいました。
    近々、杉並区のレンタルファームにも申し込もうと思っています。
    兼業農家を自負することに、ロマンを感じていたりします。
    私事ではありますが、順調にいけば秋の終わりにパパになります。
    期待と不安の、初パパです。
    先日、性別が判明しました。
    「付いてるんで、男の子ですね」と言われました。
    「そうですか、付いてましたか。」
    男の子でも女の子でも、母子共に元気であればいい、というのが本心です。
    でも、可能性の半分を失ってしまったんだな、という思いも同時に起きました。
    我が家に生を受けたことで、もはや色々な可能性を奪ってしまっています。
    大地主のボンボンになる可能性。イタリア人になる可能性。22世紀に生きる可能性。
    まだ見ぬ子供に哀切すら感じてしまいます。
    そして奥さんのお腹に向かってエールを送っています。
    僕が出来る目下の大事な役目は、名前を考えることです。
    堅苦しい名字なだけに、名前はなかなか難しいです。
    30年程前には若き日の父親が、60年程前には若き日のじいちゃんが、
    同じ難題を抱えていたんだと思うと、感慨と責任を感じます。
    親も子供と一緒に成長してく、と言いますが、僕にもそれが始まっているんだな、
    と実感しています。
    「ようこそ、いらっしゃい」と言えるような環境作りを、
    気持ちの面からもスタートさせています。