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こんにちわ、制作部 津本です。
入社以来、毎年お仕事させてもらってる写真家 若木信吾さんの
第2回監督作品、映画「トーテム〜Song for home」が、
10/24から六本木シネマートにて上映します。
http://www.totem-movie.net/
魅力的なタイトルです。ポスターも何か面白い。
期待大です。
若木さんのように、普段写真家として活動されている方が映画を撮ったり、
小説家の方がペンをメガホンに持ち替えたりと、
それぞれのスペシャリストが、また違ったジャンルに活動の幅を広げているのが
世界的にも風潮です。
世の中的なニーズがそこにはあるのだとも思いますが、
テクノロジーの進化によって、かつてはその道のプロにしか扱えなかった
道具やソフトが、今では容易に手に入れることができ、
勉強すれば誰でもプロ顔負けのコンテンツを産み出すことが可能な時代です。
さまざまなメディアに、さまざまなアイデアが注ぎこまれ、
すでに飽和状態と化しているのではないかと、
少し弱気な眼差しで時代を俯瞰してしまいます。。
20世紀的な大衆性は、
インターネットの普及によるグローバリゼーションの急スピードと、
昨年からの大不況とがあいまってか、すでに過去のものへとなってしまいました。
いろんなことがシームレスな時代になっている今、何を目指せばいいのか、
何に頼ればいいのかが見えにくくなっている様な気がします。
予測不可能な時代です。
しかし、流行とは必ず社会の裏に常に潜んでいるもので、
それを見つけられるかスルーするか、選球力があるかないかだと思います。
政権が変わったからといって、期待するだけではなく、
少しはリテラシーを身につけなければと、連立政権合意の記者発表をみて思いました。