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「ファッションは時代遅れを作るために作られる」
By ココ・シャネル
制作部 松井です。
最近、社内のiPhone人口が右肩上がりです。
周りにはタッチパネルに指を滑らせている人ばかり。
かくいう僕もその中の一人であったりします。
メールやデータのチェック、インターネット等小さいパソコンを
持ち歩いているようなもので、さらには豊富なアプリに舌鼓。
便利か不便かと問われれば、便利。
使用していると難点も見えてきますが、それを補うだけの機能性と
エンターテーメント性を持っているのでしょう。
iPhoneに変更する人がこれからも増えるのであれば、多少集団の普遍感的な行動ではないかと思ったりもしますが、
ただ単純に流行傾向が強いだけなのかもしれません。
流行。最先端。トレンド。ニューウェーブ。
いつの時代も追いかける人は多々多々。
そして追いかけられる事物も多々多々。
あ、あなたも流行ですか。
こう言うのも何ですが、私は最先端なんですよ。
いや〜僕なんて、もう少しでニューウェーブなんですけど中々気づいてもらえなくて。
なんて会話がひっそりとこの時代のどこかで行われていますよ。きっと。
ヌーベルバーグが台頭したいつかのフランス映画界みたいに。
時代はいつも新しい波の芽を孕んでいるのです。きっと。
僕はというと、流行のイノベーター。
であるはずもなく、良くてアーリーマジョリティー。
でもきっと、レイトマジョリティーな人間です。
こんな仕事をしているのに、それでいいのか?と言われてしまうと、
すみません。としか言えません。
ただ、そんな僕でも最近気になる事があるのです。
「セカイカメラ」http://www.youtube.com/watch?v=KgTwSXK_5dg
話はiPhoneに戻りますが、AR(AugmentedReality)技術を使用した現在開発中のiPhoneアプリです。(何度かお披露目されているみたいですが、まだ配信には至っていないみたいですね。)
ARは日本語で拡張現実。
現実世界にコンピュータ技術で情報を付加すること。
「セカイカメラ」はiPhoneのカメラを通して現実世界に情報を付加したりその情報を閲覧したりするアプリ。
詳しくは「セカイカメラ」でググってみるといくらでも出て来るので、ここでは割愛しますが、とても興味の惹かれるものです。
「セカイカメラ」というアプリも魅力的ですが、ARという技術が気になります。
現実世界にバーチャルな物体を電子情報として合成提示する。
バーチャルリアリティーという概念が定着して久しいですが、それに対をなす技術のようです。
今目の前にある物を何かを通してみると、新しい物(情報)が出現する。
ドキドキします。ワクワクします。
ドラえもんを見ていた子供時代の心境です。
少し、っぽい事を書くと、
きっと広告の世界にも続々とARを生かした広告が生まれるのだと思います。
今はまだどこかの国でARを使用したWEB広告を見るくらいかもしれませんが。
きっと。
と、最近見つけた気になる事について書いてみたのですが、
ARの技術は数年前から話題になっているようです。
やっぱり自分は流行に鈍感なのかな…。
という事で、冒頭のシャネルの言葉があるのです。