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今年は毎年恒例である、麻布十番祭りでの亀すくいを我慢しました、
もちごめの宮本です。
みなさんこんにちは。
突然ですが、私は犬派?猫派?と聞かれたら
犬派と答えます。
ペットも、犬と金魚と亀しか飼ったことがありません。
だって、猫って犬みたいに笑顔でしっぽふんないから可愛くないじゃーん?
猫って気が向かないとよってこないじゃーん?
なんて。
ペットショップに行っても犬のコーナーしか見ないですし、
名作の『子猫物語』を観た際も、主役のチャトランよりもプー助を応援したものです。
そんな私でしたが、
ある日、仕事でノラネコの撮影をしました。
ノラネコの行きそうな場所を探し歩き、地面を這いつくばって、
ノラネコ目線でノラネコの気持ちになって撮影をする。
そんな撮影を、もちごめ二人だけで3週間ぐらい続けました。
すると、作品が完成するころにはすっかりノラネコの虜になっていました。
誰にも媚びない。
でも、お腹がすいたら人間に甘い声で近づいてみる。
生きる術を知っていて、まるで人間のようです。
いや、もしかしたら人間より賢いかもしれません。
人間なんて見透かされているんじゃないかとたまに思います。
自由奔放で我が道を行く姿、カッコいいですよね。
彼らの生き様、憧れます・・・。
しかし、彼らは好きでノラネコをやっているわけではないかもしれない、
ペットとして飼われていた方が幸せだったかもしれない。
ペットとして飼われていたのに、捨てられてしまった猫も多くいるのではないでしょうか。
それでも、「好きでノラやってんじゃねぇよ。」とカッコよく吐き捨てて自由に生きている。
・・・そんな気がします。
時間があると、彼らの写真を撮りに行ったりするのですが、
あるノラネコが私に話しかけてきました。
「ニャムニャムニャムニャー」(おはよう。おまえもしっかりしろよ。)と。
私も、ノラネコのように強くなりたいと思います。
そんなノラネコへ対する気持ちを、
9月30日に発売される「麻布十番学園の本」の数ページを頂き、
麻学の生徒、ジャスミンの物語として書かせて頂きました。
本の値段は1,050円(税込)です。
その他のページも面白くて読み応えがあります。
是非、ご一読を!